大法要|施餓鬼会・盂蘭盆会・棚経法会 m-service3

施餓鬼・棚経のつどい -8月-

今を大切に生きる
お盆、お施餓鬼は私たちにとって先祖とのいのちの交流をはかる大事なひとときです。 私たちは、誰一人として先祖のいない人はいません。先祖あっての私たちなのです。 お盆のとき、この当たり前の尊さを忘れないように、かけがえのないいのちをいただいた現在の父母の無病と長寿をねがい、更には七代先までさかのぼって先祖の冥福を祈りましょう。
みえなくとも花を供えたい  食べなくとも美味を供えたい
聞こえなくとも話したい   見えざるものへの真心は美しい
この素晴らしい行事こそお盆の行事です。
有縁の皆様、お誘い合わせのうえ、ご参詣くださいますよう、ご案内申し上げます。

施餓鬼会

先亡を供養する法要
『救抜焔口餓鬼陀羅尼経』というお経によると、お釈迦さまの弟子の阿難尊者が、ひとりで瞑想している時、口から火を吐く一人の恐ろしい餓鬼があらわれ、「お前は3日後に死んで、我々と同じ恐ろしい餓鬼道に落ちる。」と言いました。 阿難尊者は免れる方法をお釈迦さまに尋ねたところ、「三宝(仏・法・僧)に供養しなさい。また無数の餓鬼たちに食物をほどこして供養した功徳により、餓鬼も救われ、その功徳によってお前も救われるだろう。」とお答えになりました。 お釈迦さまが示された修法により、阿難尊者は寿命を延ばすことができたという説話が施餓鬼会のはじまりとされています。
そして餓鬼だけでなく、新亡の霊や先祖代々の諸霊を供養するとともに、広く一切の無縁の諸精霊を供養し、あわせて日頃の自分自身に巣くう「餓鬼」の心を反省し、福徳延寿を願います。 施餓鬼会の機会に、心からお念仏を 称え、自他ともに救われる 功徳を積んでいただきたいものです。

盂蘭盆会・棚経法会

ご先祖さまをおまつりする日
「盆と正月の里帰り」などといわれるように、お盆は昔から日本人の心に深く根づいた風習・行事で、祖先の 御霊 (みたま) をまつり、その冥福を祈る行事で、その由来は「盂蘭盆経」というお経によっています。 梵語を訳すと、「逆さまに吊されるような苦しみ」を除くという意味の行事です。
「盂蘭盆経」には、お釈迦さまの弟子で「神通第一」といわれる目連さまが、ある日、亡くなった自分の母親のことを神通力を使って見ていると、なんと母親は餓鬼の世界に落ちて、苦しみにあえいでいました目連さまは、お釈迦さまに相談しました。すると「90日間の雨季の修行を終えた僧たちが集まって 反省会を行うから、その人たちにごちそうをして、心から供養しなさい」とおっしゃり、そのとうりにすると、目連さまの母親は餓鬼の苦しみから救われました。
お釈迦さまはさらに「同じように、いろいろな飲食を盆にもって、仏や僧や大勢の人たちに供養すれば、その功徳によって、多くのご先祖が苦しみから救われ、今生きている人も幸福を得ることができ よう」とお説きになりました。
これがお盆の行事の始まりです。お盆には精霊棚を飾ってご先祖をお迎えし、棚経をいたします。またお寺へ行ってお墓参りをして、数多くのご先祖を心からご供養いたしましょう。

お盆の準備

『精霊棚』

家庭の仏壇・仏具を清め、仏壇の前に精霊棚を設けます。精霊棚は一般に小机の上に真菰のゴザを敷き、花、季節の野菜や果物、菓子、故人の好物などを供えます。
また、キュウリの馬やナスの牛も先祖の霊がこの世との往復に使う乗り物として供えられることがあります。

『盆提灯』

精霊棚の左右に、先祖の霊へ目印として飾ります。一般的には絵柄のついた盆提灯ですが、地方により新盆に限り白い提灯を使うこともあります。ほおずきを提灯と見立てて飾ることもあります。

『迎え火』

家庭の玄関先で、折った苧殻を井ゲタに積んだものに火をつけて燃やします。先祖の霊が迷う事のないようにという習わしです。

『棚経』

お盆中に僧侶にお経をあげてもらうことを棚経といいます。お寺にお願いして僧侶を招きます。棚経の時には、家族が揃って僧侶のうしろに座るのが望ましいです。
初盆の家庭では、親族や友人を招いて故人の供養を丁重にするのが一般的で、精進料理や故人の好物でもてなします。

『送り火・精霊流し』

お盆の明けには、先祖の霊を送る為に送り火をたきます。地方によっては供え物などを小さい船に乗せ、川や海に流す精霊流しや灯籠を流す灯籠流しなども行われます。

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